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京都薪能2019へ(2)金剛流能 驚きの「石橋」!獅子には牡丹の帯で

こんにちは~ あねっさ千文です


本日もご訪問いただきありがとうございます


6月1日の京都薪能の続記事です(^^♪

はじめての方はこちらからどうぞ→大感動の2109京都薪能へ(1)新しき御代を寿ぐ


毎年、6月1日と2日の2日間にわたって行われる京都薪能は昭和25年の初演から今年は70回の記念の年なんですね

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もともと薪能は平安時代より奈良の興福寺で修二会(しゅにえ)と呼ばれる宗教行事の一環として催されていましたが

昭和25年、京都市の高山市長が行事が少ない6月に文化的行事をと京都能楽会へ依頼し

世界平和と日本の伝統文化で人々を元気にすることを目的に

一般の方々も気軽に楽しめる身近な能として平安神宮で始まりました


その後、全国で薪能人気の火付け役になったんですね

つまり京都が薪能の発信 第1号!


すご~い(*^^*)

わ~それから毎年70年、ずっと続けて来られたんですね

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能舞台は平安神宮の大極殿の前に設置され

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右近の橘、左近の桜も朱塗りの社殿とともにまさに幽玄の世界を際立たせてくれます

私も能に興味が出たのはこの平安神宮 薪能を拝見してからです。

あの時は能もさっぱり分からない若葉でしたが、とにかく感動が止まらなかったことを思い出しました


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篝火(かがりび)を燃やす薪

はい!これを見ただけで瞬時にイメージされたことは?

本場大島紬の「マルキ」ですね(^^♪

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〇にキ。。。マルキの語源ですね


五山の送り火と同じように火床は井桁に組むんですね~

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火入れ式が厳かに執り行われ、門川大作京都市長が火を入れます
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この火入れ式は1952年のヘルシンキオリンピックにヒントを得て薪能でも「火入れ式」を行うことを決めたそうです

面白いですね!火入れ式ってヘルシンキオリンピックがヒントだったんですね~

知りませんでした('◇')ゞ

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一気に燃え上がりました

この日は風があって篝火もパチパチと音を鳴らしながら燃え上がり美しかった~

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私たちは1日目の番組を



新作能の「平安」は新たな令和の時代にふさわしく、

平安神宮に神々が世界平和を祈って降臨し舞う祝言能で大らかで心が解放されるような世界観が素晴らしかったです

え?今回で4回目なんですね

シテの井上裕久さんの声がいい~(#^.^#)

また女性の能楽師の方々は女性らしい柔らかさがあっていいな~と感じました

そうなんです!能は女性も舞台に立たれるんですよ~

草子洗小町(そうしあらいこまち)も楽しかった~

才色兼備で知られる小野小町が草子(和綴じの本)を洗った?なぜに?

大伴黒主と小町の盗作疑惑?

「歌合」は歌人を左右に分け歌の優劣を競う遊戯で、短冊を持参する「歌会」とは違っていた

小町っておきゃんで可愛いですよね

ん~ここでは帝役の子方の吉田クンが最高に可愛いく凛々しかった

やっぱり能の子供ちゃんは凄い。





そして

目が釘付けになり大感動だったのが

金剛流能の「石橋」

小書「狻猊之式(さんげいのしき)」は金剛流自慢の特殊演出にビックリ仰天(+o+)



文殊菩薩の使い。。。三頭の獅子が一畳台の上で紅白の大きな牡丹の作り物に戯れるように

わ~すごい!すごい!

ポンポン飛び跳ねる!

きゃ!でんぐり返りした!

わ~牡丹の花がクルクル回るぐらい身体をすり付けています

三頭の獅子が小さな一畳台の上を所狭しと舞う姿が圧巻です!

でもこれってまったく見えていないですよね

だって、面(おもて)を付けると遠目で三人ぐらいしか見えないですもん(←実際に面をつけてあまりの視野の狭さに愕然とした私)

それがこの躍動感と迫力はすごい!

狭い一畳分の台に乗るだけでも下が見えないので大変です

それも篝火だけの簡易能舞台で、目付柱も。。。竹ですから見えないですよね

これって一歩間違えたら大怪我しますよね


金剛流の石橋

ほんとうに素晴しかった!

大感動(^^)/



ちなみに、この1畳台を品の字に積み、最も至難の喜多流もあるそうです

石橋。。。色んな流派を見てみたいです!


Sちゃんは
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ねえさん!すごかったね~能はほんとうにスゴイ!

鬼一の単衣「縞取更紗」に浅田綴れの樹林をコーデ

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私は「石橋(しゃっきょう)」にちなんで

獅子が戯れる牡丹の袋帯をコーデ
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(きもの:新田 薫風 単衣 帯:東京友禅 鬼一)


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牡丹の花房 匂ひ 満ち満ち

大筋力の獅子頭 打てや囃せや …

花にたはぶれ 枝に伏し転び げにも上なき 獅子王の勢ひ



百獣の王 獅子と百花の王 牡丹


なぜ、獅子が牡丹を好むのか?

無敵の獅子にも天敵の寄生する虫がいて、これを退治できるのが牡丹の花に溜まる「夜露」

なので獅子は牡丹の花の下で眠り、牡丹と戯れる


百獣の王、獅子にも弱点ってあったのね~(^^)/


この子は墨描きなのでまだまだ色んな着物にコーデできるんです

うんと楽しみです(^^♪


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満員御礼で

熱気あふれる感動の舞台でした

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能、ビギナーのRちゃんも大感動!

ねえさん!来年、また是非来たいです

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うん!来年は2日とも見たいな~

はい!

大感動の2019京都薪能でした(^^)/

能楽、歌舞伎、文楽の演目はちなみ柄を考えるのもまた愉し

みなさま~着物で是非(^^)/





って言ってましたら

野村萬斎さんラブのYさんより

あねっさん

中尊寺の薪能に行ってきました










演目は
仕舞「養老」仕舞「枕慈童クセ」
狂言「昆布売」
能「紅葉狩」でした!





中尊寺薪能!
素晴らしかったです❗
万作さま萬斎さまが、もう至近距離でした!
山の中だけあって、狂言の時の観客の笑い声が反響して、もうほんとに一体化しているみたいでした。
屋内では何回も見ていますが、あんな風に「わっはっは」という笑い声が大きく聞こえたのは初めてです。

能の演目は紅葉狩りで、最初のほとんど動きがないところは、正直気を失いそうになりましたが、鬼女になったところはさすがの迫力でした!

平安神宮の薪能も絶対行きたい❗とリベンジを誓いました❗


わぁ!素敵

中尊寺で薪能

自然と融合して

万作さん、萬斎さんも素晴らしかったでしょうね


ブログ読者の皆さまが

ブログから伝統芸能に目覚めました!と嬉しいお便りも頂くこと…

心から感謝です


皆さま

着物で是非


明日は着物であちらへ


明日から9月

長月のスタートですよ

ファイトですね!


おやすみなさーい♡





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プロフィール

あねっさ千文

Author:あねっさ千文
【お仕事】
臨床検査技師
日本超音波学会認定 超音波検査士(消化器、循環器領域)
総合病院で勤務し40年目になります。

【出身地】大阪府豊中市
1959年生まれの射手座のO型です
京都市に在住し同じく40年です。

【座右の銘】あしたはあした あたしはあたし



【自己紹介】
●営利目的無し、スポンサー無し、直球勝負のキモノが大好きな個人のブログです♡

●着物は今は非日常着です。私も白衣が制服で洋服が日常着です。

また女性は60才からが人生のセカンドステージ~第2章です

非日常着のキモノを纏い日常から大変身し非日常のワクワクする世界~歌舞伎や文楽やお能を観たり、おぎゃあと生まれたキモノの産地に行って本物のものづくりに感動したりまた宇宙一キモノが似合う街、京都を楽しむことで知的好奇心が活性化され日常生活にもハリが出て人生のセカンドステージでマイキモノライフを満喫しています

●令和元年5月3日より和’千文を主催しております♡

和’千文(わ せんぶん)とは

着物を心から楽しみ着物の産地を応援し、和の伝統文化(歌舞伎、能楽、文楽、茶道など)や礼法などの振興およびきもののスキルアップにつとめる営利目的としないきもの大好きファストの会です。





【ブログを始めたきっかけ】
●12年前に着物を学び始め和装文化の奥深さに感動。
キモノに憧れてキモノを始めた皆さんに大好きになっていただきたくてブログを始めました。

これからも日本の伝統文化である着物の素晴らしさを次代に伝えていきたいと思っています♡

また1人でも多くのキモノ愛好家が増えて、着物っていいな~って、日々の元気パワーに繋がるようなブログを目指しています❣
どうぞよろしくお願いいたします。

●公益社団法人全日本きものコンサルタント協会 きものコンサルタント及び礼法講師資格

◆あねっさ千文流7K攻略法とは?
 日本の民族衣装である美しいキモノに憧れて振り袖や浴衣は着られる方は多いのに、それから先の和装を楽しむ方がなぜ、激減してしまうのか?をキモノ好きへの道を阻む7つのK(危険因子)として…
①着かたがわからないKIKATA
②価格が高くて不透明KAKAKU
③管理が難しそうKANRI
④着ていく機会が無いKIKAI
⑤着こなしが難しそうKIKONASHI
⑥格・TPOなどの決まりごとが難しそう(KIMARIGOTO)
⑦自分で髪型のアップができないKAMIGATA
をあげて、これら7Kを攻略し、綺麗(kirei)と感動(kandou)の2Kに変えてキモノライフを楽しむヒントを書いております^^

【このブログの登場人物】
♥シスターズ:信愛なる着物仲間たち
♥にゃんこ:
はっちゃん(八兵衛)2016年1月に捨て猫で保護されてあねっさ家へ 人が大好きな甘えん坊な男のコ



花梨 2016年6月に捨て猫で保護されて八兵衛の妹分になる!好奇心いっぱいで行動派の女のコ


クロスケ 2017年10月に捨て猫で保護されて末っ子になる。食への執念たるや凄まじく…あねっさ家のタイフーンニャンコです 笑



はな 2015年7 月彼岸へ旅立つ
茶々 2015年11月彼岸へ旅立つ

自分が実際に体感した感動だけをそのままダイレクトにお伝えする「体感型ブログ」です。

大好きなミュージシャン:ユーミン

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