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丹後ちりめん白生地生産数の推移をグラフにして考えた~子供たちに伝えたいこと

こんにちは~ あねっさです

本日もご訪問いただきありがとうございます


以前の記事で

日本の絹がこんなに激減~ホンモノの着物が無くなるXday

を書きましたが、テレビで見たグラフでは無く、自分で実際のデータが見たくなって


昨年末から、こちらの

丹後織物工業組合

のサイトから、丹後ちりめん白生地生産数の推移を見ていたんですね

これがなかなか興味深く、一気に減少しているのですが、表だけでは分かりにくいな~と思っていたところ

先日、平成28年のデータも出てきたので、





そうだ!Excelでグラフにしよう~と先ほどグラフにしてみました~(^^♪


ジャン!

ワオ!やっぱりスゴイ減少カーブね



昭和48年の約920万反から44年経った昨年の平成28年は約31万反とピーク時の3.4%


予想通りの結果ですね。

これは染(後染め)の着物に使われる日本の白生地の二大産地。。。京都の丹後ちりめんと浜ちりめん(長浜)のうち

京都の丹後ちりめんの生産数です。

(注)外国産の白生地は入っていません)


ん?ちょっと待って~

このグラフを見ていて、私はある疑問が浮かんだのです。

Maxのピークは少し下がるけど、まだまだ600万反もの白生地の生産数を誇る

昭和50年から55年って、私がまだ10代で4.8頭身のアリンコみたいなショートヘアにお肌もまだパーンと張っていて、

郁恵ちゃんに似てるね~なんて言われていたあの頃~(な、懐かしい~遠い目(゜.゜))

え?その時って

私の周りにこんなに染(後染め)の着物を着ている人っていなかったけど

そうよ!600万反もの染の着物を全て着ていたら、私の周りは着物だらけで埋まっちゃうわよね~


でも、母がたまに着るのを見ていたけど、ほとんどが洋服だったわ

ってことは。。。当たり前なんですが

このグラフはあくまでも生産数であって、実際に着物を着ていた数は分からないんだわ

記憶をたどると

私が若い頃~結婚の時に箪笥にいっぱい着物を詰めてたよね。

色無地、訪問着、大島、小紋。。。そして喪服に至っては袷に単衣に夏物。。。

それを結婚してからご近所の方が箪笥の引き出しを全部開けて見にきたのよね

着物や箪笥をなぜ見にくるんだろう~って当時の私は不思議でたまらなかったな~(?_?)



私はというと、母に和ダンスは欲しいけど、着物は全く興味無いから一切要らないって断ったんだっけ 笑

(その私が40才を越えてこんなにも熱くなるんだから人生って面白いですね)

当時は確か、名古屋へお嫁入りするとっても豪華に荷造りして走るトラックを見ては、すごいな~って思ったものです

つまり嫁入り道具としての着物だったわけね

で、じゃあその嫁入り道具の着物をみんな着ていたかというと。。。

マイカラーも好みも関係なく、ピンクの色無地や小紋など呉服屋さんの勧めで詰められた着物だったり 笑

一人では着れないしで、箪笥の中におネンネ状態の方が多かった。

そのうち、家と家の関係じゃなく核家族化されて、箪笥も入らなくなり、結果、嫁入り道具の着物も要らなくなり

どんどん生産数は減少した~って感じかしらん

ってことは↑の一気に減少した三角ゾーンこそ着物は作っているけど着ていないバブルなわけね

ではでは

この着ていない着物~箪笥の肥やしはどうなったの?

そうですよね~今はリサイクルとなってリサイクル業界を旅していたり、

お孫ちゃんあたりが着てあげたり、年齢がいってから着物に目覚めたりして有効活用されたりもする。

案外、今の時代の方が着物を着ている人口は多いかも~って私は思っているのですよ



が、しかし

バブルのツケが一気に訪れた呉服流通業界に、大きな問題が残った。

それが後継者問題ですよね

私はこれまで着物や帯の産地を巡ってきて感じることは、何10年も地道にコツコツとモノづくりをされてきた至宝の技術を持つ職人の皆さまのほとんどが高齢で、かつその素晴らしい技術を継承する方がいないのです。


私が周った産地も皆さん頭を抱えておられます。

バブルのツケを解消するのは、今となってはなかなか厳しい状況ですが。。。



ではこれからどうすればいいのでしょうか?


私はやはり学校教育の場で、着物を通して和の文化を伝えていくことがとても大切だと思っています。

昔は針と糸を持って雑巾を縫っていたし、浴衣を縫う授業もあった。


和装には昔から、衿を正す、折り目正しく、躾をする、袖振り合うも多生の縁など

人に対する思いやりの心が自然と育っていたんですね。

着物を通して日本の自然の美しさにも目覚め、

優しさや礼儀を今の子供たちに伝えていくことが一見、遠回りのように見えますが、やはりとっても大切な一歩だと思うのですよ






ではまたあした♡



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プロフィール

anessa

Author:anessa
【お仕事】
臨床検査技師
日本超音波学会認定 超音波検査士(消化器、循環器領域)
総合病院で勤務し38年目になります

出身地は大阪府豊中市
京都市に在住し同じく38年です。

キモノが大好きな個人のブログです♡
仕事がお休みの週末に着物仲間といっしょに着物で京都や歌舞伎・文楽・能などの伝統芸能やコンサート、食事会など色々楽しんでいます。

10年前に着物を学び始め和装文化の奥深さに感動。
キモノに憧れてキモノを始めた皆さんに大好きになっていただきたくてブログを始めました。

1校目で2年学び何か物足りなさを感じ、現在2校目の学校、装道礼法きもの学院で着装科教授科まで学んだ後、着装の認可教室資格取得。現在は装道礼法科高等師範科で礼法を学んでいます。
これからも日本の伝統文化である着物の素晴らしさを次代に伝えていきたいと思っています♡
また1人でも多くのキモノ愛好家が増えて、着物っていいな~って、日々の元気パワーに繋がるようなブログを目指しています❣


◆資格
内閣府認定 公益社団法人 全日本きものコンサルタント協会
きものコンサルタント2級
礼法講師7級

◆あねっさ流7K攻略法とは?
 日本の民族衣装である美しいキモノに憧れて振り袖や浴衣は着られる方は多いのに、それから先の和装を楽しむ方がなぜ、激減してしまうのか?をキモノ好きへの道を阻む7つのK(危険因子)として…
①着かたがわからないKIKATA
②価格が高くて不透明KAKAKU
③管理が難しそうKANRI
④着ていく機会が無いKIKAI
⑤着こなしが難しそうKIKONASHI
⑥格・TPOなどの決まりごとが難しそう(KIMARIGOTO)
⑦自分で髪型のアップができないKAMIGATA
をあげて、これら7Kを攻略し、綺麗(kirei)と感動(kandou)の2Kに変えてキモノライフを楽しむヒントを書いております^^

◆このブログの登場人物
♥シスターズ:信愛なる着物仲間たち
♥H子先生:尊敬する着装の恩師
♥にゃんこ:
はっちゃん(八兵衛)2016年1月に捨て猫で保護されてあねっさ家へ 人が大好きな甘えん坊な男のコ
花梨 2016年6月に捨て猫で保護されて八兵衛の妹分になる!好奇心いっぱいで行動派の女のコ
クロスケ 2017年10月に捨て猫で保護されて末っ子になる。何でも食べちゃう食への執念たるや凄まじく…あねっさ家のタイフーンニャンコです 笑

はな 2015年7 月彼岸へ旅立つ
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自分が実際に体感した感動だけをそのままダイレクトにお伝えする「体感型ブログ」です。

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